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2024年度研究セミナー「ソーシャルワーク専門職のセルフケア」

-ウェルビーイング社会の実現に向けた対人援助職の役割―

【日程】
2025年3月9日(日) 13:00~16:30
【場所】
明治学院大学白金キャンパス 本館4階1405教室&ハイブリット
(*教室変更の場合、申込者に事前にお知らせします。)
【費用】
無料
【企画趣旨】
ソーシャルワーカー自身のセルフケアに関しては、その利他的性質もあって多くは語られてこなかった。しかしIFSWは倫理原則声明において「専門的かつ個人的に自分自身をケアするために必要な措置を講じる義務がある」と、セルフケアを専門的誠実さの一部として提示した。それを受けて日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)も、2020年の倫理綱領改定で「自己管理」を専門職の倫理的責任として加えている。これには、新自由主義的・経済効率的な個人化の流れのなかに位置づけられると、個人の責任を強調することにつながったり、組織や社会による環境整備が軽視されたりする懸念もある。また社会福祉専門職のウェルビーイングと実践の質の向上との両立には、ジレンマも生じうる。「セルフケア」をめぐる上記のような理論的、倫理的、実践的な課題について幅広く議論し、本質的でありつつも実践的な検討を行える機会を提供したい。
【基調講演】
前野隆司
(武蔵野大学 ウェルビーイング学部 学部長・教授
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授) 
「ソーシャルワーク専門職のウェルビーイング」
【シンポジウム】
①三島亜紀子(立命館大学 生存学研究所 客員協力研究員)
「ソーシャルワーカーのセルフケア試論 : グローバル定義・倫理綱領との関連」
②菊地月香(らぎか)(全国社会福祉法人経営者協議会 社会福祉法人連携推進委員会 委員 ・栃木県経営協会長 /社会福祉法人 同愛会 理事長)
「組織におけるスタッフのセルフケア戦略」
③田中千枝子(日本福祉大学福祉社会開発研究所研究フェロー)
「スーパービジョンに見られるセルフケアニーズ」
コーディネーター 大谷京子(日本福祉大学)
【スケジュール】
13:00-13:10会長挨拶
13:10-13:15趣旨説明
13:15-14:15講演
14:15-14:30休憩
14:30-16:00シンポジスト発題
16:00-16:20質疑応答
16:20-16:30閉会挨拶 アンケート記入
【申し込み方法】
3月2日までに以下のURLからお申込みください。
https://jsssw2024-2025seminar.peatix.com/view
【研究セミナーチラシ】
https://www.jsssw.org/wp/wp-content/uploads/2025/01/20250127.pdf

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