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児童発達支援センターにおけるサービス利用満足の規定要因

-保護者等からの事業所評価公表データを用いた探索的分析-

木村 将夫

和文抄録

本研究の目的は,公表されている「児童発達支援ガイドライン」の保護者等からの事業所評価データを用いて,児童発達支援センターにおける支援実践因子を抽出し,それらがサービス利用満足に及ぼす影響を明らかにすることである.368 データに探索的因子分析を適用した結果,「協働的支援」「療育環境整備」「家族支援体制」の3 つの支援実践因子が抽出された.続いて,これら3 因子を独立変数とし,サービス利用満足(子どもの通所意欲および保護者の事業所支援満足)を従属変数とするロバスト重回帰分析を行った.その結果,支援実践因子のうち「協働的支援」がサービス利用満足に対して最も強く,直接的な正の影響を持つことが明らかとなった.さらに,他の2 因子もサービス利用満足に影響していたことから,「協働的支援」を媒介として,「療育環境整備」と「家族支援体制」が,サービス利用満足に正の影響を及ぼしている可能性が示唆された.

ソーシャルワーク学会誌第51 号1-14 2025 本文(PDF443KB)
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