2024年度　第41回大会

1．大会テーマ

多様性×包摂性～誰一人取り残さないソーシャルワーク～

プログラム・抄録集

大会前にHPで公開します（PDF配信）。

2．趣旨

　グローバリゼーションの進展は、国籍、民族、性別、性的指向、障がい、年齢、宗教など多様な特性をもつ人々の共生を必然とする。しかし、戦後、福祉六法体制により、年齢や障がいなどの属性によって縦割的に発展してきた日本の社会福祉システムは、多様化、複合化する人々のニーズに十分こたえられていない現状がある。もとより、「誰一人取り残さない」ことがソーシャルワークの真髄であり、その実現にむけて様々な課題提起や先進的な取り組みもなされている。国においても領域をつなぎ、包括的な支援体制を可能にする制度を創設し、孤立・孤独への対策にも着手したところであるが、その取組みには依然として大きな壁が立ちはだかっている。本大会では、このような問題意識のもと、多様性と包摂性を担保し、誰一人取り残さないソーシャルワークの実現にむけて、その現状と課題を研究者と実践者双方の視点を交えながら議論し、求められる革新を展望する。

3．開催日時

2024年6月29日（土）、6月30日（日）

4．開催場所（対面開催）

東京都立大学南大沢キャンパス１号館１階
〒192-0397 東京都八王子市南大沢１－１
（京王相模原線南大沢駅より徒歩3 分）
＊新宿から京王線で特急橋本行き利用の場合、所要約35 分。京王八王子行きに乗車の場合は、途中、調布駅での乗り換えが必要です。橋本からは所要5 分。
＊南大沢駅から車でお越しになる場合は、10 分程度見越してください

5．実行体制について

主催：日本ソーシャルワーク学会第41 回大会実行委員会
実行委員長：和気純子（東京都立大学）
実行委員会：
長沼葉月（東京都立大学）
ヴィラーグ・ヴィクトル（日本社会事業大学）
荒井浩道（駒澤大学）
杉野聖子（江戸川おおたかの森専門学校）
岡野範子（公益社団法人東京社会福祉士会）
松永実千代（一般社団法人東京精神保健福祉士協会）
田上明（一般社団法人東京都医療ソーシャルワーカー協会）
共催団体
【東京都】
公益社団法人東京社会福祉士会
一般社団法人東京精神保健福祉士協会
一般社団法人東京都医療ソーシャルワーカー協会
【全国団体】
公益社団法人日本社会福祉士会
公益社団法人日本精神保健福祉士協会
公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会
特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟

6．キャンパスマップについて

6．大会プログラムについて【予定】

第１日目：2024年6月29日（土）

10:00	開会式会長、実行委員長、共催団体等挨拶
10:30-12:30	基調講演（逐語通訳あり）コーディネーター：和気純子（東京都立大学）講師：アントワネット・ロンバード（Antoinette Lombard）(国際ソーシャルワーク学校連盟次期会長）「ソーシャルワークと社会開発にむけたグローバル・アジェンダ～包摂的な社会変容の共同構築～」コメンテーター：小原眞知子（日本社会事業大学・IFSW-AP会長）
12:30-13:30	昼食
13:30-16:00	大会校企画シンポジウムテーマ：「多様性×包摂性とソーシャルワーク」コーディネーター：荒井浩道（駒澤大学）シンポジスト：加山弾（東洋大学）小林聖子（豊島区民社会福祉協議会）瀧脇憲（自立支援センターふるさとの会）横田千代子（女性自立支援施設いずみ寮）コメンテーター：松永実千代（東京精神保健福祉士協会）アントワネット・ロンバード (国際ソーシャルワーク学校連盟）
16:15-17:45	自由研究発表①
18:00-19:30	情報交換会＠東京都立大学国際交流会館 1階喫茶コーナー

第２日目：2024年6月30日（日）

10:00-12:30	学会企画シンポジウムテーマ：「文化的コンピテンスとＳＷ～国籍、在留資格を超えて～」コーディネーター：ヴィラーグ・ヴィクトル（日本社会事業大学）シンポジスト：武田丈（関西学院大学）杉山聖子（入管収容問題を考えるソーシャルワーカーネットワーク）南野奈津子（東洋大学）門美由紀（横浜市国際交流協会）コメンテーター：岡野範子（東京社会福祉士会）森恭子（日本女子大学）
12:30-13:00	昼食
13:00-14:00	総会
14:15-15:45	自由研究発表②
15:50-16:00	閉会式

8．大会・情報交換会参加費

会員（含共催団体の会員）	7,000円
非会員	8,000円
学生・院生	3,000円
情報交換会	5,000円

【参加申し込み期間】

2024年3月25日（月）～6月25日（火）12時まで

【参加申し込み方法】

以下のPeatixのサイトからお申込みください。
https://jsssw41taikai.peatix.com

　支払い方法は、クレジットカードまたはコンビニ決済が選択できます。参加登録後8日以内にお支払いください。直前に申し込みされた方は、最終の支払い期限が6月25日(火)12:00 までとなります。期限までの入金が確認できない場合は、参加登録は無効となりますのでご注意ください。なお、一旦納入された参加費は、不参加であっても、払い戻しはいたしません。

　宿泊については斡旋をしておりません。各自でご予約ください。なお、京王相模原線、JR横浜線・相模線の橋本駅（京王相模原線南大沢駅まで2駅5分）周辺に、手ごろな価格のビジネスホテルが複数あります。

9．自由研究発表の演題募集

発表者抄録受付締め切り

2024年5月20日(月)まで

自由研究発表の申し込みは、以下のメールアドレス宛にお願いします。抄録のデータファイルをメールに添付して送付してください。

提出先：jsssw-seminer@worldpl.co.jp

自由研究発表は一演題につき、報告時間20分、質疑応答10分の計30分です。
自由研究発表を行うことができるのは、日本ソーシャルワーク学会会員に加えて、共催団体の会員も含まれます。奮ってご応募ください。
発表においては、日本ソーシャルワーク学会研究倫理規程および同研究倫理指針を熟読のうえ、遵守を徹底してください。抄録および当日配布資料の作成においては、「日本ソーシャルワーク学会自由研究発表エントリーチェックリスト」を用いて点検し、発表当日に座長にお渡しください。

大会抄録集用の抄録（A4用紙2枚分）の様式および「自由研究発表エントリーチェックリスト」は、以下よりダウンロードして作成してください。

※応募頂いた抄録は大会実行委員会で査読し（主に研究倫理の確認）、採否を決定します。結果は6月初旬までに通知します。査読結果に応じて、修正を求める場合があります。

10．お問い合わせ先

日本ソーシャルワーク学会第４１回大会事務局： jsssw-seminer@worldpl.co.jp