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日本ソーシャルワーク学会2025年度「実践研究支援ワークショップ」

本ワークショップは、本学会から2019年に刊行された『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(中央法規出版)を踏まえて、それぞれの現場において支援活動に従事するソーシャルワーカーの皆さんが、日々の支援の中で生じる様々な疑問や気づき等に対して、「研究」という手法を用いて向き合うための第一歩となるべく企画されたものです。ワークショップでは、講義と小グループでのワーク等を通して、参加者の皆さんがソーシャルワーカーとしての自身の「問い」を言語化して、研究計画書を作成していきます。そのため、参加者の皆さんには事前課題や宿題に取り組むことが求められます。

本学会としては、参加者の皆さんが本ワークショップをきっかけにして、自身の実践研究を職場内外でプレゼンテーションできる力量を身につけることを目指しており、ワークショップを修了後、希望者にはフォローアップ研修の機会も提供しています。実践研究に関心があり、これから実践研究を始めたいと思っている実践者の皆さん、実際に取り組めるように一緒に学んでみませんか。

Ⅰ.開催日時

〔1日目〕2025年9月23日(火・祝)13時~17時
〔2日目〕2025年10月26日(日)13時~17時
〔3日目〕2025年11月30日(日)13時~16時30分

※全日程の参加が条件となります。

Ⅱ.実施方法

Zoomによるオンライン開催およびオンデマンド講義

※本年度より講義については、主としてオンデマンド方式で事前に視聴していただくようにしましたので、ご注意ください。

Ⅲ.プログラム内容

1日目

内容担当
13:00-13:10開催のあいさつ
ワークショップの目的や進め方
小山 隆(本学会会長/同志社大学)
佐藤 俊一
(NPO法人スピリチュアルケア研究会ちば)
13:10-13:40オンデマンド講義に関するQ&A
13:40-14:40グループワーク①
・事前課題1及び2の共有と検討
小グループに分かれて、各グループにファシリテーター(※)が入ります。
14:50-15:20研究計画書の作成の仕方池田 雅子(北星学園大学)
15:20-16:20グループワーク②
・事前課題3の検討
16:30-17:00学びの振り返り(ファシリテーターからのコメント)
まとめ(次回までのホームワークの提示)
池田 雅子

2日目

内容担当
13:00-13:05本日の進め方佐藤 俊一
13:05-13:20オンデマンド講義に関するQ&A
13:20-14:45グループワーク③
・研究計画書のグループでの共有
・研究計画書の修正等
14:45-15:05研究計画書の修正
・個人作業
15:10-16:30全体共有
16:30-17:00学びの振り返り(ファシリテーターからのコメント)
まとめ(次回の発表について)
白川 充(仙台白百合女子大学)

3日目

内容担当
13:00-13:05本日の進め方佐藤 俊一
13:05-13:45グループワーク④
・発表内容の共有
13:45-15:45全体共有
15:45-16:15ファシリテーターからのコメント
16:15-16:30まとめと閉会のあいさつ大島 巌(本学会副会長/東北福祉大学)
佐藤 俊一

※ファシリテーター担当: 佐藤 俊一、小山 隆、大島 巌、白川 充、池田 雅子、保正 友子(日本福祉大学)、浅野 貴博(ルーテル学院大学)、植田 嘉好子(川崎医療福祉大学)、竹森 美穂(関西学院大学)

※本ワークショップのテキストとして、日本ソーシャルワーク学会監修『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(中央法規出版)を用います。講義の理解を助けるだけでなく、事前課題等のホームワークでも活用して頂けますので、参加申込者の方は事前に各自でご準備ください。

Ⅳ.参加対象及び定員

【参加対象】
実践研究に関心があり、実践研究の基本を学び、これから実践研究を始めたいと思っている現任の実践者の方
※大学院(修士及び博士課程)の在学生は対象外となります。
※日本ソーシャルワーク学会の学会員・非会員は問いません。

【参加定員】 36名

Ⅴ.参加費

日本ソーシャルワーク学会の会員   3,000円(※1)
非会員  5,000円

※1.現在、非会員の方でも、参加に併せて当学会に入会希望される場合は、会員の参加費(3,000円)でお申込み頂けます。なお、入会案内については当学会のHP(https://www.jsssw.org)をご参照ください。
※2. 申込み後のキャンセルについて
申込みの際に納入された参加費は、8月7日(木)までにキャンセルのご連絡をいただいた場合のみ返金を致します(但し、参加費の支払い方法・支払い日により手数料が発生します)。それ以降については、ワークショップに不参加の場合であっても返金は致しませんので、あらかじめご了承ください。

Ⅵ.参加申込み方法

参加申込みはイベントプラットホームの「Peatix」を用いて行います。既にアカウントをお持ちの方は、Peatix内のイベントページ(https://swpracticeresearch2025.peatix.com)にアクセスし、申込手続きをしてください。Peatixを初めてご利用される方については、新規登録の手続き(無料)が必要になります。

Ⅶ.参加申込み期間

2025年 5月26日(月)〜7月31日(木)
※申込み期限前であっても定員に達した段階で申込みを締め切る予定です。

【ワークショップの参加にあたって】

◎申込締め切り後に、ワークショップの事前課題や資料等のご案内を送付する予定です。

◎参加者の皆さんには、実践者として日頃の実践の中で抱いている問題意識や疑問を元に、その内容を整理するための事前課題に取り組んでいただきます。ワークショップでは、小グループの中で事前課題について共有し、講師の助言や他のメンバーとの意見交換を通して研究計画書を作成できるようにしていきます。

◎参加者の皆さんには、ワークショップの事前学習としてオンデマンド講義(※)を視聴していただき、事前課題に取り組んでいただきます

<オンデマンド講義のプログラム>

内容担当
1.研究とは何か小山 隆(本学会会長/同志社大学)
2.「問い」とは何か白川 充(仙台白百合女子大学)
3.研究方法の基礎保正 友子(日本福祉大学)
4.先行研究の調べ方浅野 貴博(ルーテル学院大学)
5.研究倫理について佐藤 俊一(NPO法人スピリチュアルケア研究会ちば)
6.様々な研究デザイン大島 巌(本学会副会長/東北福祉大学)

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