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2016年度 第33回大会

大会テーマ

ソーシャルワークの『グローカル』な展開をめざして
―ますます世界的に、あくまで日本的に―

2016年7月9日(土)、10日(日)同志社大学今出川キャンパスにおきまして、日本ソーシャルワーク学会第33回大会を開催いたします。

大会のテーマは、「ソーシャルワークの『グローカル』な展開をめざして」と題しております。2015年にはソーシャルワークの国際定義が改訂され、研究だけでなく実践や教育においても、ソーシャルワークのグローバルな展開が求められています。その一方で、国によって異なる社会状況のなかで、それぞれの地域に根ざしたローカルな展開の重要性も高まっています。私たちはいま、ソーシャルワークのあり方を「ますます世界的に、あくまで日本的に」問う必要があると考えます。皆様とともに、ソーシャルワークの研究・実践の「グローカル」な展開への議論を深めたいと思っています。

また、本大会は、前回(第32回)大会に引き続き、職能4団体(日本社会福祉士会、日本ソーシャルワーカー協会、日本医療社会福祉協会、日本精神保健福祉士協会)との共催とし、実践者の方々にも多く参加して頂きたいと思っています。

本学会会員、各職能団体の会員の皆様をはじめ、ソーシャルワークに携わる実践家・研究者・学生の皆様の多くのご参加をお待ち申し上げております。

第33回大会長
同志社大学社会学部教授 黒木保博

1.期日

2016年7月9日(土)~10日(日)

2.会場

同志社大学今出川キャンパス良心館
(京都市上京区烏丸通今出川上る)

3.大会長

黒木 保博(同志社大学社会学部教授)

4.大会事務局

同志社大学社会学部社会福祉学科 空閑浩人研究室
日本ソーシャルワーク学会第33回大会事務局

5.大会プログラム

1日目:2016年7月9日(土)
9:30~ 受付開始
10:30~10:45 開会 学会長挨拶 オリエンテーション
10:45~12:00 大会長講演 黒木 保博(同志社大学)
演題「ソーシャルワークの『グローバル』な展開をめざして-京都から見えてくるもの-」
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~16:00 学会企画シンポジウム
テーマ「ソーシャルワークの『グローカル』な展開をめざして―ますます世界的に、あくまで日本的に―」
シンポジスト
三島亜紀子(同志社大学嘱託講師)
「実践を支える基盤としての『知』」
白澤 政和(桜美林大学大学院)
「インタープロフェッショナルに対するグローバル定義の視座」
野村 豊子(日本福祉大学大学院)
「メゾ領域研究から見たグローバル定義の意義」
志水 幸(北海道医療大学)
「グローバル定義を教育する」
コーディネーター
志村 健一(東洋大学)
16:00~16:15 日本ソーシャルワーク学会2015年度学術奨励賞 授賞式
16:30~17:30 学会年次総会
17:45~19:45 情報交換会
於:同志社大学寒梅館7階「フレンチレストラン will」
2日目:2016年7月10日(日)
9:00~ 受付開始
9:30~12:30 大会校企画シンポジウム
テーマ
「ソーシャルワークの理論と実践の循環をめざして―京都からの発信―」
シンポジスト
山本みどり(介護老人福祉施設にしがも舟山庵施設長・元西陣病院ソーシャルワーカー)
橋本 武也(社会福祉法人同和園常務理事園長)
石塚かおる(児童養護施設つばさ園施設長)
コーディネーター
木原 活信(同志社大学)
12:30~13:30 昼食休憩
13:30~16:30 自由研究発表(4会場)
一報告につき、報告20分・質疑応答10分
①13:30~14:00
②14:00~14:30
③14:30~15:00
④15:00~15:30
⑤15:30~16:00
⑥16:00~16:30

6.自由研究発表プログラム

第1分科会(会場:RY101)
司会 川廷 宗之(大妻女子大学)・川村 隆彦(神奈川県立保健福祉大学)

  1. 精神障害者地域移行推進に向けた協議会とピアサポーターによる地域移行支援活動の現状-精神障害者地域移行支援推進に関する協議会委員に対するアンケート調査から-
    黒須 依子(九州保健福祉大学)
  2. 理論・アプローチの組み合わせと融合から折衷モデルをつくる-組み合わせと融合のグルーピング-
    川村 隆彦(神奈川県立保健福祉大学)
  3. 関係的発想からのケア論―ケアし合う存在としての人間―
    井上 敦(杏林大学)
  4. 先行研究にみられるソーシャルワークの予防概念の分析と検討
    久保 茂樹(悠紀会病院/西九州大学大学院)
  5. 養護老人ホームの現状と課題-施設長、生活相談員への訪問ヒヤリングを通して-
    田川 佳代子(愛知県立大学)
第2分科会(会場:RY102)
司会 牧里 毎治(関西学院大学)・宮島 淳(中部学院大学)

  1. 高等学校教員の業務負担に関する実証的分析-スクールソーシャルワーカーによる支援の可能性を探る
    石井 康夫(大和大学)
    小柳 達也(八戸学院大学)
    竹安 大介(放送大学)
    竹安 数博(常葉大学)
  2. わが国における生殖ケア当事者団体の理念と実践並びに運動方法に関する考察 -「生む権利」「知る権利」の二項対立を乗り越えるために-
    宮嶋 淳(中部学院大学)
  3. 結婚移住女性の夫婦関係の質が生活の満足度に及ぼす影響
    金 松美(同志社大学大学院)
  4. スクールソーシャルワーク固有のアセスメントに関する考察―協働アセスメントの実践にむけて―
    岡村 奈緒美(京都府立大学大学院)
  5. 支援を必要とする地域で暮らす母子家庭へのソーシャルワーク実践−事例研究法による有用な実践モデルの構築−
    久保田 純(東洋大学大学院)
  6. 病院ソーシャルワークにおける短期支援とレヴィ=ストロースの視座の意義
    柳田 千尋(東京山手メディカルセンター)
第3分科会(会場:RY103)
司会 保正 友子(立正大学)・大谷 京子(日本福祉大学)

  1. どのように援助関係を成立させるのか?~ワークシートの作成と活用の意味について~
    齊藤 友子(別府溝部学園短期大学)
  2. ソーシャルワーカーとしての学びにおけるリフレクション -今いるところから離れるために-
    浅野 貴博(ルーテル学院大学)
  3. 医療ソーシャルワーカーと取り組むナラティブ・トレーニング
    安達 映子(立正大学)
  4. 精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの役割認識の変遷-養成課程卒業後1年のPSWへのインタビュー調査-
    大谷 京子(日本福祉大学)
    田中 和彦(日本福祉大学)
  5. 特別養護老人ホームにおけるケアワーカーの看取り介護の実践と教育研修の実態に関する量的調査研究
    澤田有希子(関西学院大学)
    金子絵里乃(日本大学)
    佐藤繭美(法政大学)
  6. 周産期から始まるハイリスク児ソーシャルワークナビシステムの開発―実践モデルスキルアップトレーニング版―
    宮崎 清恵(神戸学院大学)
第4分科会(会場:RY104)
司会 久保 美紀(明治学院大学)・小松尾京子(日本福祉大学)

  1. 福祉教育の視点からみたソーシャルワーク教育に関する一考察-高校福祉免許取得者へのインタビュー調査をとおして-
    中田 雅美(札幌学院大学)
  2. ソーシャルワーカーとしての感性や想像力を養成していくための実習指導プロセスにおける関わり方についての一考察
    木下 一雄(名寄市立大学)
  3. 個人スーパービジョンにおけるスーパービジョンのスキルに関する研究~シュルマンによるスーパービジョンモデルとの比較~
    小松尾 京子(日本福祉大学)
  4. スーパービジョンの普及・定着化のためのシステム構築に関する研究~「尾張スーパービジョン研究会」の成立要件と活動効果の質的分析~
    山口 みほ(日本福祉大学)
    小松尾 京子(日本福祉大学)
    神林 ミユキ(日本福祉大学)
    大谷 京子(日本福祉大学)
  5. ソーシャルワークにおけるスーパービジョンの有用性―社会福祉士のスーパーバイザー養成プログラムの開発と評価に向けて-
    岡田 まり(立命館大学)
    野村 豊子(日本福祉大学)
    片岡 靖子(久留米大学)
    岡本 民夫(同志社大学名誉教授)
  6. 実習指導の経験が実習指導者の実践に与えた影響について
    藤野 好美(岩手県立大学)
    日本ソーシャルワーク学会共同研究「日本のソーシャルワーク研究に関する包括的研究」
    研究代表者:小山隆(同志社大学)

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